華と勇 第3話 二人朗読 / 白鷹




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所要時間:30分程度
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赤色の文章は牡丹役
紫色の文章は惣一郎役


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豪商老舗の大旦那、川瀬五郎が粋人らしく若山遊廓頂点の華と言われる牡丹花魁の腕に於いて息を引き取った。
そんな噂が流れて俺は若山遊郭の大門をくぐるとわき目も振らずに華屋へ駆け込んだ。
廊下で女将とすれ違うと途端に眉を吊り上げて流暢な嫌味を垂れ流し始めるが、そんなもの最後まで聞く暇などない。
早々に二階への階段を上がると奥の部屋へと駆け込む。
いわずと知れた牡丹の部屋だ。

「おや、惣一郎様。血相変えていかがされんした?」

いつもの通りやんわりとした所作で、たおやかな微笑を浮かべる牡丹の顔を見てその顎を捉える。

「何でござんしょ?」

やはり、だ。 目は赤く充血し、廻りが腫れて目の下はぼんやりと墨を載せたかのように曇っている。
眠れなかったのだろう。
元来が人に想いを強く抱える優しい女なのだ。哀しまない筈がない。
老衰だったとは言え、牡丹の水揚げから長く浮気もせずに通い続けた客なのだ。
偲んで流す涙を枯れるまで流し尽くして抜け殻の様になっている。
枯れた声が先程までの顛末を手に取るように知らしめる。
それでも尚見せる笑顔の痛々しさが身を切る様に刺さる。


「身支度もしとらん、化粧も剥げ落ちたみっともない顔をそんなにまじまじと見られるなん、わっちに恥をかかせんでくんなんし!」

顎を捉えて放さない男の手を払いのけてわっちはそっぽを向く。
わっちの顔を見るや否や眉根に皺を寄せて、憐憫を見せる。この男はこれだから好かん。
町方でわっちのおきちゃが亡くなった事を聞き付けたのでありんしょう。なんという地獄耳と行動力でありんしょか。

「迷惑でありんす」

嘘じゃ。
本当は、布団に籠ってすすり泣くでなく、大声をあげて体中から全ての哀しみを搾り出して泣きとうござんした。
かれこれ十年近くも男女の仲を越えて付き合った旧知の親友ともいえるこの男にならば、遠慮なくそうすることが叶いんす。

それを知っているからこそ、この男も我が身を省みず体裁も何もかも棄てて駆け付けたのでありんしょう。

ほんに優しいお人でございんす。
けんど、それに身を委ねて甘えてしまうには沢山の弊害がありんす。
惣一郎様の
敵娼(あいかた)はわっちの妹、椿。

「今日、見世に登楼る」

「椿のおきちゃはもう決まっておりんしょ。大体、そんなんわっちには関係ありんせん」

「お前も同伴しろ」

「は?」

「いいな」

そう言い残して惣一郎様はさっさと部屋を出て行きんした。

「待ちなんし、そんな無茶が通ると思っておりんすか!」

廊下に向かって叫んだがその声を聞いたのは掃除をしている若衆だけでありんした。
わっちは無礼な男を追いかける訳にもゆかず、手元の鏡台に向かって己の顔を確かめる。

「酷い顔じゃ」

生気の抜けた幽霊の様な女が鏡の中からわっちを見返して僅かな嘲笑を浮かべる。
全く、鏡というものは正直過ぎて勘弁ならん。

今年で二十六。年嵩の行った女の肌は美しいとは思えん。
花の盛りの二十歳なぞ遠い昔、あっという間に過ぎ去ってしまいんした。
今年は色々に体のあちこちが悲鳴を上げる年でありんした。

夏は暑さに耐えかねてふらついた挙句、水浴びなどするから風邪を引いて寝込むなどという醜態を晒したせいもありんしょう。
初秋を感じる頃に髪がごっそりと抜けて髪結いを驚かせた。

もうあと一年で年季も明けるというのに気分は優れんせん。
精魂詰めて働き、この年になっても看板を張り続け疲れたのだろうか。

相も変わらず鏡の中の女はぼうっとした顔でわっちを眺め続ける。

だが・・・。

昼間の筈なのに鏡の中が薄暗くなり、女はにたりとだらしなく口元を歪める。

「ひっ」

思わず喉の奥から鋭い悲鳴が洩れて後ずさるが、鏡の中の女は変わらずわっちに向かって笑い続け、わっちはその女から目を背けられずにいた。
女のだらしない口元からだらりと赤い血が堕ちて着物を赤く染めた。

「いやああああ!!」

ようやく鏡の呪縛から放たれたわっちは這いつくばって廊下の障子に手を伸ばす。

と、伸ばした手の先に足袋を履いた足が見える。

「なんだい、牡丹。子供のように悲鳴上げてみっともない」

やれやれと呆れた声でわっちを見下ろす女将がいた。その隣には厳しい顔の遣り手もいる。
わっちはおそるおそる鏡を見直した。
だが、そこには晴れた空が移しこまれているだけでありんした。

遣り手と女将が揃って部屋を訪れたのは、椿の相伴(しょうばん)として共に座敷に入る事となった事を知らす為でありんした。
無理だろうが無茶だろうがこうと思ったら何を使ってでも実行する男なのだ。
一体わっちと椿のおきちゃを押し退けて座敷を開くなんいくら使ったんでありんしょう。

背筋にひんやりと汗がにじむのを感じんした。


若山遊廓随一の見世華屋で、次代のお職になる事が確約されている椿と今のお職・・・、
つまり現在のてっぺん花魁牡丹を
相伴(しょうばん)させる座敷など浅黄裏(あさぎうら)や貧乏公家(くげ)には手の出ない代物だ。

松川屋の(たな)は順風満帆、京の都と江戸に(たな)を出して、大奥や皇室にも客を持つ。
それゆえの財力があってこその贅沢な遊びはしかし、ひっそりと静かに始まる。
太鼓持ちも内芸も呼ばず、三味を弾いて歌っているのは椿の妹新造だろうか。

美しい女だが今ひとつ何かが足りない。
椿も姐女郎の心を判らぬ様な凡庸な女ではない。
俺が、座敷に牡丹を
相伴(しょうばん)させた意味を心得ているのだ。

俺に酒を一つ、酌をすると歌っていた妹を連れて「所要がありんすので失礼いたしんす」そう言って席を立つ。
廊下に出て襖を閉める際、小さな声で「牡丹姐さんをよろしくお頼み申しんす」と言葉を添えて消える。


全く、どういう積もりでありんしょうか?
確かに近頃の椿は馴染み客の重なる事も多い。
なれば、名代をあてがう事も詮無きとはいえ、松川屋様は面々たる上客の中でも心映え優れたおきちゃ。

それを残して他の座敷に移るなど、今一度躾をし直さねばならぬか。

万屋(よろずや)老舗問屋の大旦那川頼吾郎って言えばよお、最近は(たな)も安泰、
息子に(たな)を預けて自分は接待に
(かこつ)けて客と一緒に飲んだくれてばかりいやがってな」

ふと、惣一郎様がわっちの知らぬ川頼様の話をする。

「先日も、俺や他の反物屋の旦那や染め師なんかを集めて慰安会なんぞと言う物を開きやがってな」

酒を一気に煽ると深い溜め息を吐く。
惣一郎様とわっち以外誰もいない座敷、わっちは仕方なく惣一郎様の傍により酒瓶を取って酌をする。

「お前も飲め」

不意にわっちに杯を渡すと酒を注ぐ。
この趣向は、一体・・・?
申し合わせたように立ち去った椿に否やを唱える事もしない惣一郎様。

「川瀬の旦那には随分可愛がって貰ったよ」

今は亡き人を偲ぶ為?

「年食っても悪戯心の消えない旦那でよ、いつまででも俺をガキ扱いしやがって。
寄席
(よせ)
でもさ、『おう、惣一郎。お前もう酒呑めるんかい?』ってよ。
何回旦那の席に付き合ってると思ってやがんだってぇ言い返してやったよ」

「川瀬様は十年以上も前にお内儀さんを亡くしておいでだと聞いておりんした」

「ああ、随分と器量よしな嫁さんだったらしくてな、働きもんで近所の評判も良くて、旦那が惚れ込んで祝言を挙げたらしい」

「年季が明けたらわっちを身請けする、なんぞとおっしゃっておりんした」

「旦那は百歳まで生きる積もりだったからな」

「なにを戯れて・・・。三十も早く逝っておしまいになったじゃござんせんか!」

「奥方を待たせるってのも忍びない話だ。お前が聞きわけてやらにゃあならんだろ」

「そんでも約束を破りんした」

「辛かったな」

「酷いお方じゃ!」

「そうだな」

「人の初見世を奪って、通い続けて、こんなに早く逝ってしまうなんて」

「大した裏切りだ」

「惣一郎様に悪く言う権利なんござんせん!」

「よく、見送ったな」

「酷い酷いと千回罵ってもたりんせん! 叶うなら墓に行って水の変わりに熱湯かけてやりたい」

「酒なら、俺が掛けてきてやる」

「わっちゃあ、一体何人見送ればいいのでありんすか」

「もっとだ。大門の中でも、外に出てからも生きてる人間は死に行くものを見送り続けるもんだ」

「う・・・、うう」

「長く生きれば生きた分だけ失う物も多い」

「あんまりにも多過ぎやせんか」

「それでも、俺達は生きて送り出すんだよ。死に道中に花を手向けるのは生きている者の役目だろうが」

「う・・・、うう、わああああん」




揚屋から牡丹の名前が消えたのは、それから僅かひと月半の出来事だった。
亭主に罪がある訳でなく、詳しい事情もわからないであろう。そんな事は百も承知の上で胸倉を掴んだ。

「くだらねえ事言ってると許さねえぞ」

「だ、旦那、放してくだせえ。あっしは何も知らないんでさ」

「本当に、知らないんだな」

俺の剣幕に仰天して亭主はぽつりと漏らす。

「労咳って噂ですわ」

労咳? 江戸から流れてきた流行病だ。そんな物に罹ったというのか。喀血しながら死ぬと言う不治の病。

「ああ、旦那くらい身持ちが固けりゃあ大丈夫でしょうが、羅生門河岸の方には行かない方がいいですぜ?
広がっては困ると、労咳の疑いがある女は、投げ込み寺近くの雑木林で焼かれてるんで、
それ程大きな騒ぎにゃなっちゃいねえが、万が一って事もありますわ」

それだけ聞くと亭主を放して俺は華屋へ駆け込んだ。
女将が迷惑気に何やら叫んでいるが、そんな物はいつもの事だ。今更聞く気もない。

二階への階段を駆け上がり牡丹の部屋を覗いてその光景に言葉が出なかった。
牡丹の部屋は、華やかで愛らしい物を好む女らしさをすっかり取り除いて、落ち着いた雰囲気を好む椿の部屋へと様変わりしていたのだ。

傍を通り掛かった若衆の襟首を捕まえると聞く。

「これは、どういう事だ」

そう聞く俺に対し、若衆は訳が判らないといった風体で口ごもる。

「どういう事、とは。あの、今はまだ営業しておりませんので、二階に上がって貰っては困るんですが」

そんな手引き書に書いてある様な返事が聞きたい訳ではない。

「牡丹花魁は多分もう座敷を開けないんで椿花魁がお職を継ぐんですよ。襲名の道中ももうすぐだと思います」

呆れた様子の若衆から話を聞いていると、椿が部屋へと戻ってくる。
俺の顔を見ると即座に部屋へ滑り込んで襖を閉めようとするが、手を掛けて障子をこじ開けるとひっ捕まえる。

「惣一郎様に申し上げる事は何もござんせん!」

「俺はまだ何も聞いちゃいねえ」

「聞かずとも判りんす」

己の嘘が下手なのは百も承知なのだろう。
何も言えない、何かがあった、と素直に認めたようなものだ。

「帰ってくんなまし。わっちもしばらく座敷を休みんす。名代でよろしければ遣り手を通してくんなんし!」

「俺が見世に来たのは座敷の為じゃねえ」

「牡丹姐さんの話をどこかで聞いたんでござんしょ? 惣一郎様にお伝えする事はありんせん」

頑なな態度で尚も障子を閉めようとする。こうなると椿は意地でも口を割らない。

「牡丹はどこだ」

「舟橋の療養所でござんす」

「伝える事がねえ癖にあっさりと吐きやがる。お前の嘘は時間稼ぎにもなりゃしねぇな」

「帰ってくんなんし」

「牡丹はどこだ。病気の女を隔離するんなら奥座敷か」

椿が息を呑む。
正解だ。椿の制止の声など端から聞く気はない。
大股で廊下を歩くと、勝手知ったる人の見世、裏階段を下りて奥座敷に向かう。

「駄目! 惣一郎様! 待って!」

廓言葉すら忘れてしまう程の狼狽振りは確信を突いている証だ。
奥座敷に続く廊下は昼間でも灯かりが差さない。
薄暗い廊下にひっそりと部外者を拒むような襖が二つ。

手前の奥座敷は使われていないのだろう。開け放たれている。

ならばもう一つ奥の襖が牡丹の使っている座敷だ。

「これ以上行かないで!」

後ろから着物を端折って駆け付けた椿が俺に掻き付いて止める。

「放せ」

「いや! 労咳がどれだけ恐ろしい病か知らない癖に! 牡丹姐さんだって惣一郎様に移したくないに決まってる!」

腰元に掻き付いて邪魔をする椿を引きずるようにして襖の前まで来ると椿が襖の前に立ちはだかる。

「退け」

「これ以上乱暴を働くなら」

「若衆を呼ぶか? 妓夫を呼ぶか? 好きにやってみろ。俺は牡丹に会うまで帰らないからな」

懐から何かきらりと光る物を取り出して、己の首元にあてがう。剃刀(かみそり)だ。

「なっ・・・」

椿の意図を測りかねる。

「惣一郎様がこの襖を開けるというなら、あたしはここで首を切る」

揺るぎのない真っ直ぐに俺を見据える目。射抜く様な視線は椿の覚悟を物語っていた。


強く叩き付けられた様な胸の痛みにまどろんでいた意識が現実に引き戻される。
胸を抑えるが早いか激しい咳が喉元からこみ上げて熱い物を吐き出した。
着物と畳、布団も何もかもを真っ赤に染め上げて、新しい息を無理矢理に体に取り入れようともがく。

ひとしきり咳き込みが終わると、頭の奥がくらくらと揺れて自らの体を支える事も出来ずにまた、布団に倒れ込んだ。
一体、どのくらいの血を吐いただろう。
もう、数え切れないほどこんな日を繰り返し、もういっそ死なせてくれと願うも、貪欲な生への執着は変わらず目を覚ます。

不意に、よく知った朗々たる声が耳に届く。

「若衆を呼ぶか? 妓夫を呼ぶか? 好きにやってみろ。俺は牡丹に会うまで帰らないからな!」

惣一郎様、また頑是無い子供の様に聞き分けのない事を言って椿を困らせているのでありんしょうか。
若衆も妓夫もここには近付いたりはせん。
治る見込みのない感染る病なのだから、みな揃って遠ざかる。

蝶よ華よと謳われてここまで歩んできた。けんどわっちもここまででありんす。
死ですら甘美な誘惑に思える今日この頃。

まんだあの男はわっちを現世(うつしよ)に引き戻そうとするのか。

「情緒の欠けるお人にございんすな」

呆れた溜め息と共にまた激しい咳が込み上げて赤に赤を重ねる。
一枚の襖を隔てたこんな近い場所におりながら、わっちはもう惣一郎様にはあえんせん。
こんなみすぼらしい姿を見られたくない。

人としてそれ位の誇りはもたせて欲しいもんでありんすな。

「もう帰って! これ以上ここにいたら惣一郎様にまで移っちゃう!」

悲鳴に似た椿の声が聞こえる。
椿・・・? 廓言葉をどなんしんした? もうわっちはおんしを躾けたりできんせんのぇ?

「牡丹!」

襖を強く叩いて惣一郎様がよく響く声でわっちに話しかける。

「良く聞け。俺はこれからこの足で労咳を治せる医者を探して連れて来る」

は?
何を言い出すやら。
労咳など医者でも裸足で逃げる病だと言いんすに。何より探して連れて来るなどとなんという世迷言を。

「お前はこんな病でやられたりしねぇ。病気も逃げ出すような女だろう!」

失礼な。

「若山のてっぺんを飾った女だろう!」

そう、長い間この若山の頂点を取りんした。

「牡丹って言ったらそんじょそこらの浅黄裏(あさぎうら)なんざ手の出ねぇ女だろう」

しょっぱい客は、お断り。

「俺の、大切な友人だろう」

・・・、目頭が熱くなる。
この町で男女が友情を築き上げるなど馬鹿げた話だと言われるかもしれんせん。
けんど、どんな絆より強く固くその言葉はわっちの胸を貫きんした。

「いいか、俺が医者を連れて来るまでくたばるんじゃねえぞ!」

無理を、言いんすなあ。

「ありがとう、ございんす」

暗い奥座敷の片隅に、大店主(おおだなぬし)の旦那が足を向けて、見舞いに来てくれるなどなんという果報でありんしょうか。
熱い目頭から、湧き出る涙が零れる。
そんな、優しくて思いやりにあふれた人の約束を・・・、わっちは守れんせん。

ぼやけた天井を仰いだまま、目を閉じる。

もう、きっと会う事はない友人の姿を思い浮かべる。

「おさらばぇ・・・」

決して届く事のない言葉を、廊下から遠ざかって行く足音に向けて言う




この地方には珍しい大雪の降る朝、一つの白木で造られた美しい棺桶が華屋から運び出されたと言う。
結局、労咳を治せる医者など見付けられず、遊郭に訪れた俺が最初に耳にした噂だった。

暮れ六ツの鐘が響く。
華屋から若衆が一際大きな声で告げる。

「若山大見世華屋新お職、椿花魁の道中でござーい一。道中皆様絢爛たるお職ご覧あれ」

姐を見送った女の顔に涙の跡はない。
凛とした立ち姿に切れのある八文字。

不意に、椿の視線が俺に注がれる。
何を思ったか、帯の下に手繰り寄せた仕掛を今一度大きく広げ、風を含ませるともう一度帯下へと戻す。

あの仕掛は、俺がまだ牡丹の敵娼(あいかた)だった時に贈った仕掛だ。
姐の遺品を身に纏って名を挙げる。決して忘れないと、そう伝えたのだ。
おそらく、俺も生涯忘れる事などないだろう。

幕府公認若山遊廓。
男と女が偽りの恋を綴る町に芽生えた、男女の仲を越えて綴った真実の友情を。